釧路・阿寒湖観光公式サイト

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行く前に知っておきたい!阿寒の大自然アレコレ

行く前に知っておきたい!阿寒の大自然アレコレ 阿寒と聞いて、連想するのは『マリモ?湖?温泉?etc..』 ひがし北海道には、本州から見ると大自然が広大なスケールで、海外から見れば驚くほど身近に広がっています。その中でも阿寒湖が注目されるポイントや成り立ちについてご紹介します。

太古から、阿寒で共存してきた自然と人

太古から、阿寒で共存してきた自然と人 豊かな自然に囲まれた森と湖のフィールド、阿寒は未来に引き継ぐべき大自然として1934年に国内で2番目に国立公園に指定されました。総面積90,481ヘクタールの広大な公園は、釧路市にある阿寒湖をはじめ隣町の弟子屈町にある屈斜路湖・摩周湖を含みます。阿寒湖周辺には国の特別天然記念物に指定されている「阿寒湖のマリモ」をはじめ、多くの希少な生き物たちが生息しているほか、湖畔には日本最大のアイヌコタン(集落)があり、自然を神(カムイ)として敬う独特の生活文化を今に伝えていますおり、古くは幕末のころに、日本全国を旅した探検家・松浦武四郎はアイヌの人々との交流を著書に記しています。

阿寒のランドマーク、阿寒湖と阿寒岳

阿寒のランドマーク、阿寒湖と阿寒岳 阿寒湖は北海道で5番目に大きな湖で、約15万年前の噴火によって誕生したカルデラ湖です。特別天然記念物の『阿寒湖のマリモ』のほか、アメマス・ニジマス・イトウ・コイなど多くの水生生物が生息しています。マリモが生育する湖沼は多くありますが、直径30cmまで成長する球状の大型マリモが生育、群生するのは阿寒湖を含め世界で2ヶ所でしかない希少な存在であり、阿寒湖周辺の自然がどれほど豊かであるかを示すシンボルです。

阿寒湖を見守るように連なるのは、雌阿寒岳と雄阿寒岳。そのうち雌阿寒岳は現在も噴煙を上げ、活動している活火山ですが、どちらの山も登山をすることが可能。雌阿寒岳はおよそ3時間で標高1499mの山頂まで登ることができるので、初心者にもおすすめ。また、雌阿寒岳の麓では気象条件などによって色彩が変化する湖「オンネトー」を見ることもできます。

・雌阿寒岳:http://ja.kushiro-lakeakan.com/things_to_do/3722/
・雄阿寒岳:http://ja.kushiro-lakeakan.com/things_to_do/3713/

景観を未来へつなぐ、阿寒の保護活動

景観を未来へつなぐ、阿寒の保護活動 阿寒の自然が守られてきた大きな要因は国立公園への指定です。しかし、より古くから阿寒の自然に関わってきたのが、阿寒湖周辺に3,892haの土地を持つ「前田一歩園財団」です。前田一歩園の初代・前田正名が阿寒湖周辺の土地を買い上げたのは1906年のこと。国立公園の指定を受ける約30年前になります。買い上げた当初の目的は、土地の農場・牧場化でした。しかし、阿寒湖一帯の大自然の景観に深い感銘を受けた前田正名氏は晩年「この山は、伐る山から観る山にすべきである」と語っており、その思いを引き継ぎ、そこから100年以上、「前田一歩園財団」は管理する土地を「復元の森」として守り続けてきました。阿寒に手つかずの原生林が今も残っているのは、こうした人々の献身的努力の賜物でもあります。

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