釧路・阿寒湖観光公式サイト

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釧路・阿寒湖観光公式サイト

阿寒湖の女性グループ「まりも倶楽部」

阿寒湖温泉街の主婦ら集まる、まちづくりグループ「まりも倶楽部」をご紹介いたします!!

温泉街のまちづくりに女性の視点を

阿寒湖温泉街の土産店で売られているマリモは、実際に阿寒湖で育ったマリモではなく、阿寒湖以外の場所から採取された藻体を養殖して増やし、それを人工的に丸めたものです。
「養殖マリモ」の名で販売されているものは元々シラルトロ湖で採取されたものを養殖して増殖させ、それを集めて人工的に丸めたものです。人工的に藻を丸めたマリモができた目的は、阿寒湖からのマリモ盗採の防止であったと言われています。


2002年、観光客の満足度や滞在時間の増加を目指し、地元住民や大学教授などの有識者らがメンバーとして集まりました。「まちづくりを考えるには、女性が少ない」の一言で、これまではあまり外へ出る機会がなかった地元の主婦らが奮起し、一斉に立ち上がるのでした。

阿寒湖に住んでいるからできた手作りマップ作成



手探り状態で歩き始めたまりも倶楽部の初仕事は、住んでいる町の勉強会を兼ねた手作りマップの作成。猛吹雪の中、温泉街や観光スポットの周辺森林を歩き、初めて知った事や感動した事をメモに。
マップには、かわいらしいイラストを添え、全て手書きで制作。阿寒湖の春夏秋冬の見どころが一目で分かるマップは、全部で5種類。氷上フェスティバルの楽しみ方やマリモが丸くなる仕組み、紅葉スポットを詳しく紹介し、ホテルや観光協会で配布しています。

茶飲み井戸端会議が活動場

まりも倶楽部のモットーは、「やりたい事・必要だと思う事・私たちにできる事」を「無理をせず・空いている時間に・楽しみながら」。
「それ、面白そうだからやろう」と、思い付いたらすぐ実行するフットワークの軽さですぐ実行。最近は、若いホテル従業員も活動の輪に加わることも。

漬け物をつまみながらの井戸端会議から始まり、お茶を片手に気軽にアイデアを出し合うスタイルは今でも変わりません。手作りマップ、地場産品料理研究、花いっぱい運動…多岐にわたる活動を通して、人と人をつなぐ接着剤のような役割も果たす阿寒湖の元気な母さんたちが、マリモのような「まあるい」まちづくりに取り組んでいます。

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