春の釧路・阿寒湖で体験できる10のこと
春の釧路・阿寒だからこそ体感できるアクティビティの数々。
あなたは何を体験しますか?
1.カヌーを漕いで、「釧路湿原」の春の風景を満喫する
湿原としては日本最大面積を誇る釧路湿原。専門ガイドが同乗するカヌーの旅に出かければ、春風がそよぐ広大な湿原で癒しの時を満喫できます。沿岸には芽吹き始めた新緑が目に鮮やか。水量豊富な春は、視界が開ける季節のため、タンチョウやオジロワシ、エゾシカなど野生動物との出会いに期待が高まります。
2.「釧路和商市場」でご当地グルメとショッピングを堪能する
釧路駅から徒歩わずか1分の「釧路和商市場」は、「函館朝市」、「札幌二条市場」と並ぶ北海道三大市場の一つ。軒を連ねる約60軒の店舗では、新鮮な海の幸、水産加工物、乾物などを豊富に取り揃えており、正に釧路市民の台所と言える存在です。新鮮な食材のショッピングを堪能しつつ、店主と旬の食材について話に花を咲かせるなど、様々な楽しさの詰まった市場です。
3.「釧路」ならではの独特な地元グルメを味わう
釧路は北海道有数の美食の宝庫。海鮮料理はよく知られていますが、その他にも独特な発展を遂げた釧路ならではの地元グルメがたくさんあります。各店でオリジナルに味付けされた鶏のから揚げ「ザンギ」、様々な海の幸を網焼きにした「炉端焼き」、熱々の鉄板にスパゲッティとトンカツを盛りつけた「スパカツ」などが特に有名。どれから味わってみようか迷ってしまうこと請け合いです。
4.レトロな雰囲気に包まれる「釧路赤ちょうちん横丁」で心行くまで酔いしれる
昭和の面影を色濃く残す「釧路赤ちょうちん横丁」は、JR釧路駅から約1キロ。道内最古の屋台村には、狭い路地に25軒ほどの個性あふれる居酒屋や飲食店が立ち並びます。店主や他のお客さんと過ごす時間は他では味わえない楽しい時間。きっとお気に入りの1軒が見つかります。
5.原生林を流れる「阿寒川」でニジマス釣りを体験する
道東のニジマス釣りと言えば、阿寒川の川釣りが最高のスポット。阿寒川の魅力は、流域が美しい原生林であることから生まれる、変化に富んだ景観です。流れを包む自然環境は、人の手が全く入っていない原始的な美しさ。よほどの大雨でない限り水量が安定しているのも魅力の一つです。
6.「ボッケ」から地球の息遣いを感じ取る
ボッケとはアイヌ語の「煮え立つ」という意味で、地底から噴き出す熱泥と火山ガスが混ざって沸き立つ様子を指しています。吹き出す泥は約97度にもなり、「泥火山」とも称されます。この自然現象を観察するのに最適なのが、阿寒湖畔エコミュージアムセンター裏側のボッケ遊歩道。地球が呼吸しているかのように感じられる格好のネイチャースポットです。
7.春の到来を告げる「ミズバショウ」を鑑賞する
阿寒湖畔エコミュージアムセンター裏側の湿地では、毎年4月下旬~5月中旬にミズバショウの白い花が競い合うように一面に咲き乱れ、春の訪れを告げてくれます。ミズバショウの花の白く丸まった部分は、仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれるつぼみ。種子を実らせるのは、つぼみの中の、上部にツブツブがある棒状の部分です。
8.「阿寒湖温泉街」の散策を楽しむ
阿寒湖温泉街に来たなら、街歩きも楽しみの一つ。「阿寒湖アイヌコタン」、「幸運の森商店街」、「まりもの里商店街」という3つのゾーンで構成され、60軒以上の土産物店や飲食店があります。特に土産物店では、木彫りをはじめとする工芸品が豊富に取り揃えられ、間近で職人の技を見ることもできます。
9.「阿寒湖砕氷帯観光遊覧」で、割れた氷の間を進む迫力を体感する
阿寒湖の遊覧船は毎年4月下旬から運行を開始します。その営業開始1週目だけは、期間限定で「砕氷帯観光遊覧船」を運行。割れた氷の間き進む、阿寒湖だけの貴重な体験です。遊覧船からは雌阿寒岳、雄阿寒岳と阿寒湖のハーモニーが織りなす壮麗な景色も堪能できます。
10.「阿寒湖アイヌコタン」でアイヌ文化を身近に感じる
阿寒湖温泉街のアイヌコタンには、20軒以上の工芸品や土産物を扱う店が軒を連ねます。また、北海道の味やアイヌ料理を楽しむこともでき、アイヌ民族の文化を身近に体感できるスポットです。アイヌ古式舞踊を上演する阿寒湖アイヌシアター「イコロ」では、「古式舞踊×現代舞踊×デジタルアート」による新しい演目、阿寒ユーカラ「ロストカムイ」も上演中です。
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