釧路・阿寒湖観光公式サイト

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湿原の神・タンチョウ、ベスト観察スポット

湿原の神・タンチョウ、ベスト観察スポット 日本では詩や絵画などに古くから描かれてきたツル。なかでもタンチョウはひがし北海道を象徴する貴重な鳥。その美しい姿が見られる観察スポットや魅力についてお伝えします。

釧路の生きた遺産、タンチョウとは?

釧路の生きた遺産、タンチョウとは? 特別天然記念物であるタンチョウは、一度は絶滅したと思われていた幻の瑞鳥。白・黒・赤の美しいコントラストと気品に満ちた佇まいは、日本のシンボルであり、アイヌの人々にも古くから「サロルンカムイ(湿原の神)」と呼ばれてきました。また、タンチョウは生涯をかけて互いを守り慈しむ、夫婦円満のシンボルとしても尊ばれています。その愛情深さは、怪我を負って飛べなくなったオスが給餌場のエサを遠く離れた家族のもとへ歩いて運び続けた、という逸話があるほど。タンチョウは春から夏にかけて湿原で産卵や子育てを行い、秋から冬に人里へ姿を現します。

夏も冬も、1年中タンチョウを観察

夏も冬も、1年中タンチョウを観察 タンチョウは夏場は釧路湿原の奥地に生息しています。そのため大自然で暮らす姿を見ることはめったにありません。そんな夏場におすすめのスポットが、季節・天候を問わずタンチョウを観察できる「釧路市丹頂鶴自然公園」です。ここはタンチョウの飼育や保護を行う施設で、通年自然に近い状態で飼育されている十数羽のタンチョウを間近で観察することができます。また、初代園長の高橋良治さんは「鶴になった男」として有名で、親鳥の代わりに幼鳥に飛び方を教えた人工飼育の権威です。ここは、世界的に優れた人工ふ化と飼育技術を持つ施設としても知られています。そのため、タイミングが合えば5月~6月頃に愛らしいヒナの姿をご覧いただけることも。タンチョウ保護増殖事業を実施している釧路市動物園でも観察することができます。

・釧路市丹頂鶴自然公園:http://ja.kushiro-lakeakan.com/things_to_do/3661/
・釧路市動物園:http://ja.kushiro-lakeakan.com/things_to_do/3716/

タンチョウについて学ぶ

タンチョウについて学ぶ 冬場に野生のタンチョウが見られる給餌場の1つとして人気のある「阿寒国際ツルセンター(グルス)」は、国内で唯一、タンチョウの生態や行動などの研究を行っている施設。夏も数羽のタンチョウを飼育しています。施設内にはタンチョウの生活や習性をはじめ、生体の仕組みなどを分かりやすく解説した展示コーナーやタンチョウに関する文献や映像資料を集めたライブラリーなどを備えています。冬場給仕が行われている屋外のフィールドでは、夏ならではの野鳥が観察できます。また、夏でも稀に野生のタンチョウが飛来することも。

・阿寒国際ツルセンター【グルス】:http://ja.kushiro-lakeakan.com/things_to_do/3666/

その他の観察スポット【冬期】

・鶴見台:http://ja.kushiro-lakeakan.com/things_to_do/3681/
・鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ:http://ja.kushiro-lakeakan.com/things_to_do/3674/

丹頂観察マップ丹頂観察マップ[PDF]

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