釧路・阿寒湖観光公式サイト

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[足寄町]5色の湖オンネトー

2017.3.15

[足寄町]5色の湖オンネトー 阿寒湖温泉から南西約20km先にあるオンネトーは、周囲約2.5kmの小さな湖です。地図上では十勝の足寄町内ですが、阿寒湖温泉に隣接した阿寒摩周国立公園内に位置し、雌阿寒岳の影響を色濃く受けている秘境です。
「五色沼(湖)」とも呼ばれる通り、季節や時間によって湖水の色が変わって見えることで有名です。澄んだ青、エメラルドグリーン、ダークブルーなど、さまざまな色に見える湖水に誰もが魅了されます。
湖にせり出すように設置された木製展望スペースからは、左手前に雌阿寒岳と右手には阿寒富士を望めます。また風のない日は、湖水に雌阿寒岳と阿寒富士を映す姿も絶景。秋は青い湖水を囲む紅葉も見事です。雌阿寒岳登山の入口も近くにあります。

オンネトーの色が変わる神秘。それは太陽の光と雌阿寒岳の影響?

ではオンネトーの湖水は、なぜ季節や時間で色が変わって見えるのでしょう。
その理由は、まだはっきりとは解明されていませんが、雌阿寒岳と関係しているのではないかと考えられています。

オンネトーは雌阿寒岳が噴火をした際、螺湾(らわん)川の流れがせき止められてできた湖です。そのため火山ガス等の影響を受け湖水は酸性で、さらには活火山である雌阿寒岳由来の水も流入しています。

こうした背景から色が変化する理由は…。時間によって太陽の照射が変わることと、ミネラル成分が湖水に溶けだすこと。この2つの条件が作用し合い、色が変わって見えるのではないかと考えられています。変わる色の神秘は、壮大な自然現象の一部なのでしょう。


◆阿寒湖温泉からオンネトーへの行き方
[レンタカー]
国道241号を西へ進み約6km地点で帯広方面へ左折。7.4km先の案内板に従い左折し6.6km先。(冬季通行止め)

◆阿寒湖温泉から足寄市街への行き方 
[レンタカー]
国道241号を西へ進み約6km地点で帯広方面へ左折し48km先。

◆足寄観光のお問い合わせ
NPO法人 あしょろ観光協会 足寄町北1条1丁目3 道の駅 あしょろ銀河ホール21内 TEL0156-25-6131
http://www.ashoro-kanko.jp/

「オンネトー湯の滝」で感じる、地球創世記のサイエンス・ロマン。

「オンネトー湯の滝」で感じる、地球創世記のサイエンス・ロマン。 オンネトーから奥へ歩くこと3km。そこは秘境中の秘境。「オンネトー湯の滝」があります。高さ50mの岩肌をつたい、温泉が滝となって流れ落ちているその場所は、世界で唯一確認されている「地上の二酸化マンガン生成地」です。通常、二酸化マンガン鉱床は海底か、過去に海底であった場所でのみ発見されるので、「オンネトー湯の滝」はとても珍しく、国の天然記念物に指定されています。
ではなぜここで二酸化マンガンが生成されているのか。その謎は温泉にありました。滝の温泉水から微生物が発見されたのです。この微生物が原始的な藻類と共同で、二酸化マンガン鉱床を作り出していました。微生物が鉱床を作る。このメカニズムは35億年前、地球創世記、先カンブリア時代に始まる現象です。つまり「オンネトー湯の滝」は地球誕生の手がかりが残る貴重な研究資料といえます。

岩肌で黒光りする二酸化マンガン鉱床を見学し、地球に海や酸素、生命が誕生したころの、遥か原生代に思いを馳せてみませんか?


◆阿寒湖温泉からオンネトーへの行き方
[レンタカー]
国道241号を西へ進み約6km地点で帯広方面へ左折。7.4km先の案内板に従い左折し6.6km先。(冬季通行止め)

◆阿寒湖温泉から足寄市街への行き方
[レンタカー]
国道241号を西へ進み約6km地点で帯広方面へ左折し48km先。

◆足寄観光のお問い合わせ
NPO法人 あしょろ観光協会 足寄町北1条1丁目3 道の駅 あしょろ銀河ホール21内 TEL0156-25-6131
http://www.ashoro-kanko.jp/

葉の下に立てば妖精気分? 見たら巨大で驚く、足寄特産「ラワンブキ」

葉の下に立てば妖精気分? 見たら巨大で驚く、足寄特産「ラワンブキ」 足寄町の螺湾(らわん)地区、螺湾川に沿って自生する「ラワンブキ」は、高さが3m、直径10㎝にもなる日本一大きなフキです。北海道遺産に選定されており、苗や種を足寄町外へ持ち出すことが禁止されているなど大切に管理されていますが、「ラワンブキ圃(ほ)場」の一部が観賞用として公開されています。

収穫時期は6月上旬から7月上旬。太い茎を切ると大量の水が流れ出し、水の恵みで成長したことがうかがえます。

一般のフキに比べアクが少なく、カルシウムやマグネシウム等のミネラルが豊富なことも特徴で、やわらかく風味も食感もよいため、地元のJAあしょろでは、「ラワンブキ」の水煮など加工品を直売所等で販売しています。また6月下旬には「らわんブキ狩り」も行われます。

「ラワンブキ」はアキタブキの一種とされ、大きく成長する理由はまだ解明されていません。しかし気候や火山灰質の土壌、そして雌阿寒岳ふもとのオンネトーを源流とする螺湾川の成分などが、複合的に影響しているのではないかと考えられています。巨大に育つフキ。これもまた雌阿寒岳の恵みでしょうか。


◆阿寒湖温泉からオンネトーへの行き方
[レンタカー]
国道241号を西へ進み約6km地点で帯広方面へ左折。7.4km先の案内板に従い左折し6.6km先。(冬季通行止め)

◆阿寒湖温泉から足寄市街への行き方
[レンタカー]
国道241号を西へ進み約6km地点で帯広方面へ左折し48km先。

◆ラワンブキ圃(ほ)場への行き方
阿寒湖温泉から国道241号を西へ進み約6km地点で帯広方面へ左折。約31km先で左折し道道664号へ。13km先に看板有り。

◆足寄観光のお問い合わせ
NPO法人 あしょろ観光協会 足寄町北1条1丁目3 道の駅 あしょろ銀河ホール21内 TEL0156-25-6131
http://www.ashoro-kanko.jp/

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