釧路・阿寒湖観光公式サイト

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[網走]北緯44度の流氷が来るまち

2017.3.15

[網走]北緯44度の流氷が来るまち 釧路から北上すること約165kmでオホーツク海沿岸の網走市に到着しきます。網走といえば流氷のまち。冬1月20日ころになると沖に流氷が姿を見せ、2月には接岸してオホーツクの海を真っ白な氷で覆います。沿岸から流氷が離れる「海明け」を迎える3月まで、網走の海は氷にとざされるのです。

流氷のふるさとは遥か1000km彼方のサハリン北東部の海。ロシアの大河アムール河からオホーツク海に注ぐ淡水が結氷し、海水の塩分が少ない水を凍らせながら南下して、北海道のオホーツク海沿岸部までたどり着きます。その旅はとてもゆっくり。赤ちゃんがハイハイする速度です。沿岸部の氷の厚さは40~60㎝ほどもあり、断面は透明な青色。アムール河の植物性プランクトンをたっぷりと含むため、海明けのオホーツク海は栄養豊かで魚介が豊富なのです。

アムール河の真水とシベリアの寒風、そしてオホーツク海の閉じた形状。この3つの偶然が重なって生まれる奇跡が「流氷」です。2月中旬の週末は「あばしりオホーツク流氷まつり」も開催されます。

流氷をどう楽しむ? 流氷観光船流氷ウォークで氷の海を体験

流氷をどう楽しむ? 流氷観光船流氷ウォークで氷の海を体験 流氷を見渡すだけじゃ物足りない。もっと接近したい! そんな気持ちにこたえるのが流氷アクティビティです。網走沖まで流氷の海をクルーズする「網走流氷観光砕氷船おーろら」は、冬の網走観光の定番ツアー。航行中、氷が割れるバキバキという音や船体に当たる衝撃は大迫力で、流氷の上で休む、アザラシやオオワシに会えることもあります。

そして見るだけじゃなく、流氷に触れて遊びたいアクティブ派には、「流氷ウォークツアー」がおすすめです。スノーシューで流氷接岸場所まで行き、ドライスーツを着て流氷の上を歩くツアーや、流氷の海にぷかぷか浮かんで遊べるツアー、流氷の海をダイビングするツアーまで多種多様。各アクティビティ会社が催行しているので観光協会等へお問い合わせをどうぞ。


◆釧路から網走市への行き方
[列車]
JR釧網本線、網走行きに釧路駅から乗車し終点網走駅で下車(乗車時間快速で2時間55分、普通で3時間16分)
[レンタカー]
釧路から国道391号で弟子屈を経由し、国道243号で美幌を経て網走へ。約165km。      

◆網走流氷観光砕氷船おーろら(1月下旬~4月初旬くらいまで運行)
網走市南3条東4丁目5-1 道の駅 流氷街道網走 TEL0152-43-6000 https://www.ms-aurora.com/abashiri/

◆網走観光のお問い合わせ
網走市観光協会 網走市南3条東4丁目 TEL0152-44-5849 http://www.abakanko.jp/
網走市役所観光課 TEL0152-44-6111 http://abashiri.jp/tabinavi/

網走の人気「流氷見学スポット」BEST.3

2月に入り流氷が接岸すると、網走市内の沿岸部はほぼどこでも流氷を見ることができますが、より展望しやすく絶景を楽しめるスポットがあります。
まず1つ目が網走市街から北へ約10kmの「能取岬」です。夕日の時間は流氷が緋色に染まります。

2つ目は「北浜駅展望台」。オホーツク海に一番近い駅としても知られるJR釧網本線北浜駅の横には木製の展望台があり、そこから見渡す流氷の向こうには知床連山や斜里岳のシルエットも浮かんでいます。

最後は「鱒浦海岸」です。網走市街から国道244号を斜里方面へ進み、JR鱒浦駅を過ぎたあたりで出現する巨大ニポポ人形が目印です。海岸へと降りると流氷を間近で見ることができますが、長靴などの装備が必要です。またガイドの同行なしで流氷に乗る行為は危険ですので、ここでは見学だけにとどめましょう。


◆釧路から網走市への行き方
[列車]
JR釧網本線、網走行きに釧路駅から乗車し終点網走駅で下車(乗車時間快速で2時間55分、普通で3時間16分)
[レンタカー]
釧路から国道391号で弟子屈を経由し、国道243号で美幌を経て網走へ。約165km。

◆能取岬 網走市美岬 
◆JR釧網本線北浜駅 網走市北浜無番地 TEL0152-46-2410

◆網走観光のお問い合わせ
網走市観光協会 網走市南3条東4丁目 TEL0152-44-5849 http://www.abakanko.jp/

流氷を体感できる「オホーツク流氷館」では、1年中、流氷を触ることができる!

流氷を体感できる「オホーツク流氷館」では、1年中、流氷を触ることができる! 名勝・天都山に建つ「オホーツク流氷館」は、流氷情報や体感施設がそろう観光スポットです。通年流氷を体感できることが大きな特徴で、地下1階の「流氷幻想ギャラリー」が必見のフロア。目玉は北海道内最大級のプロジェクションマッピングで、流氷をイメージした立体面にオオワシやアザラシが躍動し、まるで自分が流氷の中に立っているような感覚をおぼえます。
「流氷体感テラス」は網走沖から採取した本物の流氷約100トンがひしめく-15℃の極寒世界。濡れたタオルをくるくる回して凍らせる体験も楽しめます。そして5面の「流氷幻想シアター」で見る氷の海の映像はリアルで大迫力。流氷同士がぶつかり合ってきしむ流氷鳴りも全身に響きます。

屋上は流氷の海と知床連山などパノラマの風景を一望できるビュースポット。ぜひ立ち寄ってみましょう。


◆釧路から網走市への行き方
[列車]
JR釧網本線、網走行きに釧路駅から乗車し終点網走駅で下車(乗車時間快速で2時間55分、普通で3時間16分)
[レンタカー]
釧路から国道391号で弟子屈を経由し、国道243号で美幌を経て網走へ。約165km。

◆オホーツク流氷館 網走市天都山244-3 TEL0152-43-5951
https://www.ryuhyokan.com/ JR網走駅前からバスかタクシーで約10分。

◆網走観光のお問い合わせ
網走市観光協会 網走市南3条東4丁目 TEL0152-44-5849 http://www.abakanko.jp/
網走市役所観光課 TEL0152-44-6111 http://abashiri.jp/tabinavi/

流氷だけじゃない!通年楽しい、天都山エリアの観光スポット。

流氷だけじゃない!通年楽しい、天都山エリアの観光スポット。 網走市街から南へ車で10分程度の天都山(てんとざん)エリアには、たくさんの見どころが集合しています。

網走湖とオホーツク海、知床の山々まで見渡す天都山展望台は、春は桜の名所。そしてその併設施設の「オホーツク流氷館」や、1890年にできた網走刑務所の姿をそのまま残している国の重要文化財「博物館 網走監獄」、日本と各国から収集した約900点の衣食住資料を展示した「北海道立 北方民族博物館」なども周遊できます。

屋外の見どころでは、8月上旬から9月下旬に見ごろとなる、フラワーガーデン「はな・てんと」。そして眺望抜群で遊具施設も充実するオートキャンプ場「北海道立 オホーツク公園」に、フルーツ狩りスポットまで…。網走観光は、一年中が旬です。


◆釧路から網走市への行き方
[列車]
JR釧網本線、網走行きに釧路駅から乗車し終点網走駅で下車(乗車時間快速で2時間55分、普通で3時間16分)
[レンタカー]
釧路から国道391号で弟子屈を経由し、国道243号で美幌を経て網走へ。約165km。

◆天都山展望台・オホーツク流氷館 網走市天都山244-3 TEL0152-43-5951
◆博物館 網走監獄 網走市呼人1-1 TEL0152-45-2411
◆北海道立 北方民族博物館 網走市字潮見309-1 TEL0152-45-3888
◆フラワーガーデン「はな・てんと」 網走呼人15-2
◆北海道立 オホーツク公園 網走市字潮見297-2 TEL0152-45-2277

◆網走観光のお問い合わせ
網走市観光協会 網走市南3条東4丁目 TEL0152-44-5849 http://www.abakanko.jp/ 
網走市役所観光課 TEL0152-44-6111 http://abashiri.jp/tabinavi/

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