釧路を代表する観光スポットである「幣舞橋」。
秋には夕日のスポットとして近年人気ですが、真冬には「蓮葉氷」で埋め尽くされる釧路川が見られます。
冬にしか見られない釧路川&蓮葉氷の美しい景色。是非ご覧ください!
「蓮葉氷」って?
蓮葉氷は、晶氷→ニラス・氷殻・グリースアイス→はす葉氷→板状軟氷という海氷の課程の一つで、
いわば流氷の子供時代にあたります。
はす葉氷 [Pancake ice/はすはごおり](P)
互いにぶつかり合って縁がまくれ上がったほぼ円形の氷塊。直径30cm~3m、厚さは約10cmになる。グリース・アイス、雪泥、スポンジ氷などから弱いうねりでつくられたり、氷殻やニラスがこわれたり、波やうねりのはげしいときは薄い板状軟氷がこわれたりしてできる。それはまた、しばしばある深さで、物理的性質の異なった水塊間の境界面でできて表面に浮いてくることがあり、急速に広い海面をおおう。
第一管区海上保安本部海氷情報センター
海氷の知識 https://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN1/drift_ice/knowledge/yougo_1.html より
見れる時期は?
厳冬期1月中旬から2月にかけて、主に早朝に気象条件が整うと見ることが出来ます。
気温や風にも影響されますので、厳冬期でも必ず見れるとは限りません。冬の釧路に立ち寄った際は是非チャレンジしてみてください!
また、日によっては夕方まで蓮葉氷が残ることもあり、夕日と蓮葉氷を一緒に見ることもできます。
午後には蓮葉氷が無い事の方が多いので、夕日と見れるとラッキーですね!
≪ 釧路川蓮葉氷観測確率 ≫
※うるう日は含まない ※協力 釧路観光ガイドの会
観測年 | 2020 | 2021 | 2022 | 2023 | 2024 |
観測日数 | 15日 | 15日 | 17日 | 20日 | 13日 |
確率 | 54% | 54% | 61% | 71% | 46% |
釧路早朝リバーサイドウォーク&モーニングコーヒー
釧路観光コンベンション協会が主催する2月限定の体験プログラム、冬の早朝の釧路川をガイドと散策する「釧路早朝リバーサイドウォーク&モーニングコーヒー」。
「蓮葉氷」や「けあらし」など幻想的な風景を、地元ガイドによる釧路の風土・歴史の解説と共にモーニングコーヒーをお楽しみいただける体験プログラムです。
・【釧路観光コンベンション協会】釧路早朝リバーサイドウォーク&モーニングコーヒー